【リピストクロス運営】広告効果を最大限に引き出す!広告集計完全ガイド【CV計測・分析】 このブログ記事では、ECサイト構築ASP「リピストクロス」の広告集計機能を使って、広告効果を最大限に引き出すための完全ガイドをお届けします。 これからリピストクロスで広告運用を始める方はもちろん、すでにリピストクロスを利用しているものの、広告集計機能を使いこなせていないという方も、ぜひ最後まで読んで「リピストクロス広告集計マスター」を目指しましょう!
リピストオンラインマニュアルのページでは、ショップ運営のための受注処理や広告分析の基礎を含む運営手順や登録手順を動画で紹介し、資料ダウンロードも提供しています。
- リピストクロスの広告集計とは?(0:09~)
- なぜ広告集計が必要なのか?
- リピストクロスの広告集計の仕組み:アドコードを使った効果測定(02:16~)
- アドコードの発行方法(14:09~)
- アドコードの管理方法(15:12~)
- 代理店向け集計画面を発行しよう!(22:46~)
- まとめ
- 【リピストクロス運営】広告効果を最大化!集計画面の見方と活用術【LTV向上】
- リピストクロスで確認できる2つの主要な広告集計画面
- 1. 初回媒体別会員売上集計:代理店・媒体ごとのLTVを比較分析(0:03~)
- 2. 定期継続率集計:定期購入の継続率を分析し、離脱ポイントを発見(10:54~)
- まとめ
リピストクロスの広告集計とは?(0:09~)
リピストクロスの広告集計は、広告の効果測定に必要な指標をまとめて確認できる機能です。 クリック数、CV数、CPAなど、広告の効果を分析するために必要なデータを、分かりやすく可視化してくれます。
なぜ広告集計が必要なのか?
ECサイト運営における広告運用は、費用対効果を常に意識しながら行う必要があります。 しかし、感覚的に広告を出稿しているだけでは、本当に効果が出ているのか、改善すべき点はないのか、判断が難しいのが現実です。 そこで重要となるのが、「データに基づいた広告運用」です。 リピストクロスの広告集計機能を活用すれば、それぞれの広告施策が、サイトへのアクセス数や売上などに、どれくらい貢献しているのかを、具体的な数値で把握することができます。
広告集計でできること
* 広告経由のアクセス数や売上を把握する * 広告の費用対効果を分析する * 効果の高い広告施策を見つける * 無駄な広告費を削減する * 最適な予算配分を決める * 将来の広告戦略を立てる
リピストクロスの広告集計の仕組み:アドコードを使った効果測定(02:16~)
リピストクロスでは、「アドコード」と呼ばれる独自のコードを使用して、広告の効果を測定しています。
アドコードとは?(02:16~)
アドコードとは、Webサイト上でユーザーの行動を追跡するためにURLに付与するパラメータのことです。 リピストクロスでは、このアドコードを用いることで、どの広告経由でユーザーがサイトに訪問し、商品を購入したのかを特定することができます。
なぜアドコードが必要なのか?(03:22~)
複数の広告を掲載している場合、どの広告の効果があったのかを判断するためにアドコードが必要となります。 例えば、同じ商品LPに誘導する広告を、Google広告とFacebook広告の2つで出稿しているとします。 この場合、それぞれの広告の効果を測定するためには、各広告からのアクセス数を個別に追跡する必要があります。 アドコードを使わずに共通のURLを使用してしまうと、どちらの広告経由でアクセスがあったのかを区別することができません。 しかし、アドコードをURLに付与することで、Google広告からのアクセス、Facebook広告からのアクセスを個別に識別し、それぞれの広告の効果を測定することが可能になります。
リピストクロスにおけるアドコードの役割(04:29~)
リピストクロスでは、広告ごとに異なるアドコードを発行し、それぞれの広告リンクに付与します。 ユーザーがアドコード付きのリンクをクリックすると、リピストクロスはその情報を記録し、どの広告経由でアクセスがあったのかを把握します。
アドコードの構造(06:35~)
リピストクロスで発行されるアドコードは、以下のような構造になっています。 ``` ?adcd=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ``` * `?` : URLのクエリパラメータの開始を示す記号 * `adcd` : リピストクロスで使用するアドコードのパラメータ名 * `=` : パラメータ名と値を区切る記号 * `XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX` : リピストクロスで発行される固有のアドコード
アドコードをURLに付与する方法(08:44~)
アドコードは、URLの末尾に付与します。 すでにURLにパラメータが付与されている場合は、「&」で繋いで追加します。
例1:パラメータがない場合
``` https://example.com/lp/ ``` に、アドコード ``` ?adcd=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ``` を付与すると ``` https://example.com/lp/?adcd=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ``` となります。
例2:すでにパラメータがある場合
``` https://example.com/lp/?utm_source=google ``` に、アドコード ``` ?adcd=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ``` を付与すると ``` https://example.com/lp/?utm_source=google&adcd=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ``` となります。
アドコードを付与する際の注意点(10:53~)
* URLにアドコードを正しく付与しないと、アクセス解析が正しく行われません。 * アドコードは、大文字と小文字が区別されます。発行されたアドコードの形式を正しくコピーして使用してください。 * アドコードを付与したURLは、必ず動作確認を行いましょう。
アドコードの発行方法(14:09~)
リピストクロスでアドコードを発行するには、以下の手順に従います。 1. リピストクロス管理画面にログインします。 2. メインメニューから「広告管理」>「アドコード管理」をクリックします。 3. 「アドコードを発行する」ボタンをクリックします。 4. アドコード発行フォームが表示されるので、必要な情報を入力します。
項目 | 説明 |
---|---|
代理店 | 広告運用を依頼している代理店名を入力します。自社で運用している場合は「自社」などと入力します。 |
媒体 | 広告掲載媒体名を入力します。(例:Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告) |
アドコード名 | 任意のアドコード名を入力します。後で管理しやすいように、具体的な広告内容を記述するのがおすすめです。(例:2023年10月_商品A_リスティング広告) |
5. 「発行する」ボタンをクリックします。 6. 入力した情報を含むアドコードが発行されます。 ###### 発行されるアドコードの形式 `adcd=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX` * `adcd` は、アドコードのパラメータ名です。 * `=` の後ろに続く英数字の文字列が、発行されたアドコードです。 7. 発行されたアドコードは、各広告媒体の広告リンク先URLの末尾に `?` または `&` で繋いで付与します。 ###### 例:LPのURLが `https://example.com/lp/` の場合 `https://example.com/lp/?adcd=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX`
アドコードの管理方法(15:12~)
アドコードは、発行数が多くなると管理が煩雑になりがちです。 リピストクロスでは、代理店や媒体ごとにアドコードを分類して管理することができます。
アドコード管理に使える3つの要素
要素 | 説明 | 入力例 |
---|---|---|
代理店 | 広告運用を委託している代理店 | 株式会社A社 |
媒体 | 広告掲載媒体 | Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告など |
アドコード名 | 発行したアドコードに任意の名前を付けることができます | 2023年10月_商品A_リスティング広告 |
このように、代理店、媒体、アドコード名の3つの要素を組み合わせて管理することで、どの広告の効果を測定しているのか一目で分かるようになり、管理画面上での検索も容易になります。
アドコード発行における注意点
* アドコードは、一度発行したら変更できません。誤ったアドコードを発行してしまった場合は、新たにアドコードを発行し直す必要があります。 * アドコードは、他のユーザーと重複しないように、管理画面で発行されたものを使用してください。 * アドコードを紛失した場合、どの広告の効果を測定しているのか分からなくなってしまいます。発行したアドコードは、大切に保管してください。
代理店向け集計画面を発行しよう!(22:46~)
リピストクロスでは、代理店ごとに専用の「代理店向け集計画面」を発行することができます。 代理店向け集計画面を発行することで、代理店と共有すべきデータのみを抽出することができ、スムーズな情報共有が可能になります。
代理店向け集計画面発行のメリット
* 代理店との間で発生する集計データの食い違いを防ぐことができる * コミュニケーションコストを削減できる * 代理店ごとに必要な情報のみを共有することで、情報漏洩のリスクを低減できる
代理店向け集計画面の発行方法(26:00~)
1. リピストクロス管理画面にログインします。 2. メインメニューから「広告管理」>「代理店管理」をクリックします。 3. 「代理店を新規登録する」ボタンをクリックします。 4. 代理店情報入力フォームが表示されるので、必要な情報を入力します。
項目 | 説明 |
---|---|
代理店名 | 広告運用を依頼している代理店名を入力します。 |
ログインID | 代理店がログインする際に使用するIDを入力します。 |
パスワード | ログインIDと紐づいたパスワードを設定します。 |
メールアドレス | 代理店用のメールアドレスを入力します。 |
5. 入力内容を確認し、「登録する」ボタンをクリックします。 6. 登録が完了すると、代理店ごとに発行された集計画面のURLが表示されます。 7. 発行されたURLを、該当する代理店に共有します。 代理店は、共有されたURLにアクセスすることで、担当する広告の集計データのみを確認することができます。
まとめ
今回は、リピストクロスの広告集計機能について、基本的な仕組みから、代理店向け集計画面の発行方法まで、詳しく解説しました。 今回の内容を参考に、リピストクロスの広告集計機能をフル活用して、ECサイトの売上アップを目指しましょう!
【リピストクロス運営】広告効果を最大化!集計画面の見方と活用術【LTV向上】
前回は、リピストクロスの広告効果測定の基本である「アドコード」について解説しました。 今回は、実際にリピストクロスの管理画面で確認できる「広告集計画面」の見方と、その活用方法について解説していきます。 様々な角度から広告効果を分析することで、より効果的な広告戦略を立てることができるようになります。
リピストクロスで確認できる2つの主要な広告集計画面
リピストクロスでは、様々な広告集計画面が用意されていますが、今回は特に重要な以下の2つに焦点を当てて解説します。 1. 初回媒体別会員売上集計 2. 定期継続率集計 これらの集計画面を活用することで、LTV(顧客生涯価値)の高い優良顧客を獲得できているのか、顧客が離脱しやすいポイントはどこかなどを把握し、広告戦略の改善に役立てることができます。
1. 初回媒体別会員売上集計:代理店・媒体ごとのLTVを比較分析(0:03~)
初回媒体別会員売上集計とは?(0:03~)
初回媒体別会員売上集計は、特定の期間に獲得した会員を対象に、代理店・媒体ごとのLTV(顧客生涯価値)を比較分析できる画面です。
LTVとは?
LTV(Life Time Value)とは、顧客生涯価値のことで、1人の顧客が生涯にわたって企業にもたらす利益の総額を指します。 ECサイト運営において、LTVは非常に重要な指標であり、LTVの高い顧客を獲得することは、長期的な売上向上に繋がります。
初回媒体別会員売上集計でできること
* 代理店・媒体ごとに、新規顧客獲得の効率性を比較できる * LTVの高い代理店・媒体を特定し、重点的に広告予算を投下できる * LTVの低い代理店・媒体の問題点を分析し、改善策を検討できる
集計画面の見方(01:12~)
初回媒体別会員売上集計画面では、以下の2つの期間を設定する必要があります。 * 会員登録期間:LTVを算出する会員の獲得期間を指定します。 * 集計期間:LTVを算出する期間を指定します。 例えば、「2022年6月に獲得した会員が、2022年6月から現在までにどれだけの売上をもたらしたのか」を分析したい場合は、以下のように期間を設定します。 * 会員登録期間:2022年6月1日~2022年6月30日 * 集計期間:2022年6月1日~現在
表示されるデータ項目
項目 | 説明 |
---|---|
アドコード | 広告媒体を識別するためのコード |
クリック数 | 広告がクリックされた回数 |
会員登録数 | 会員登録した人数 |
CVR | クリック数に対する会員登録数の割合 |
定期申込者数 | 定期購入を申し込んだ人数 |
累計購入金額 | 集計期間内の総購入金額 |
1人当たり累計購入金額 | 1人当たりのLTV |
データの見方(05:32~)
集計結果を元に、以下の点を分析しましょう。 * クリック数、会員登録数、CVR:新規顧客獲得の効率性を示す指標です。クリック数は多くてもCVRが低い場合は、広告の内容やターゲティングを見直す必要があるかもしれません。 * 定期申込者数:定期購入の獲得状況を示す指標です。定期購入は、安定的な収益源となるため、重要な指標となります。 * 1人当たり累計購入金額:LTVを示す指標です。この数値が高いほど、顧客の質が高いと言えます。
データ分析のポイント(07:38~)
* **CVRが高いがLTVが低い場合**
広告の内容と商品の内容にギャップがある、解約しやすい仕組みになっているなどの可能性が考えられます。広告の内容を見直したり、解約防止策を検討しましょう。 * **CVRは低いがLTVが高い場合**
ターゲティングが適切でない、広告の内容が魅力的でないなどの可能性が考えられます。ターゲティングを見直したり、広告の内容を改善しましょう。
2. 定期継続率集計:定期購入の継続率を分析し、離脱ポイントを発見(10:54~)
定期継続率集計とは?(10:54~)
定期継続率集計は、定期購入サービスにおける継続率を回数ごとに分析できる画面です。
定期継続率集計でできること
* 定期購入の継続率を把握する * 顧客が離脱しやすいポイント(回数)を特定する * 離脱防止のための施策を検討する
集計画面の見方(11:54~)
定期継続率集計画面では、定期購入の申込期間を指定する必要があります。 例えば、「2022年6月に定期購入を申し込んだ会員の継続率」を分析したい場合は、「申込期間」を「2022年6月1日~2022年6月30日」に設定します。
表示されるデータ項目
項目 | 説明 |
---|---|
回数 | 定期購入の回数 |
申込者数 | 定期購入を申し込んだ人数 |
継続数 | 指定された回数まで継続している人数 |
離脱数 | 指定された回数を最後に離脱した人数 |
継続率 | 指定された回数まで継続している人の割合 |
データの見方(13:06~)
集計結果を元に、以下の点を分析しましょう。 * 各回数の継続率:定期購入サービスの継続状況を把握することができます。 * 離脱数のピーク:顧客が離脱しやすいポイント(回数)を特定することができます。
データ分析のポイント(13:06~)
離脱数のピークが見られる場合は、その回数に到達する前に、顧客満足度を高めるための施策を打つことが重要です。 例えば、 * 3回目の購入後に、特別なクーポンを発行する * 5回目の購入後に、アンケートを実施し、顧客の声を収集する * 定期購入者限定のコンテンツや特典を提供する などの施策が考えられます。
まとめ
今回は、リピストクロスの主要な広告集計画面である「初回媒体別会員売上集計」と「定期継続率集計」の見方と活用方法について解説しました。 これらの集計画面を活用することで、広告効果を様々な角度から分析し、より効果的な広告戦略を立てることができるようになります。 リピストクロスの広告集計機能をマスターして、売上アップを目指しましょう!