動画の概要
この動画では、動画編集ソフト「Filmora」を使って、ミニチュア撮影に挑戦し、クラシック映画のような映像表現を 実現する方法を解説します。
ミニチュアを使った撮影テクニックとFilmoraでの編集方法を学ぶことで、あなたの動画制作の幅が広がります。
0:03 - ミニチュア撮影で映画のような映像表現に挑戦!
ミニチュア撮影は、ハリウッド映画でも古くから使われている、効果的な撮影技法です。
この動画では、ミニチュアを使った撮影に挑戦し、映画のような映像表現をFilmoraで実現する方法を紹介します。
0:30 - 矯正遠近法
この動画で紹介されるのは「矯正遠近法」と呼ばれる撮影技法です。
矯正遠近法とは、カメラに近づけて大きく見せることで、ミニチュア模型を実際よりも大きく見せる方法です。
矯正遠近法の活用シーン
- 沈没船
- 宇宙船
矯正遠近法とグリーンバックのテクニックを組み合わせることで、宇宙空間や変わった場所を表現できます。
1:00 - ミニチュア撮影の準備
ミニチュア撮影の準備をしましょう。
モデルカーの準備
- できるだけ大きいモデルカーを使用する。
カメラを至近距離まで近づけるので、大きい車の方が細部が撮りやすく向いています。 - 撮影前に、車のホコリや指紋を丁寧に掃除しましょう。
撮影素材の準備
- 背景
- モデルカー
- ドライバー
背景にはストック素材を使用します。
動画にストック素材を使用する際は、有効なライセンスを持っていることを確認しましょう。
1:30 - モデルカーの撮影
グリーンスクリーンの前にモデルカーを置き、ライティングを行います。
ライティング
- ライティングは、背景素材にできるだけ近づけましょう。
背景が日光が広がっているような光の場合は、上から光を拡散させます。 - キーライトの反射と分散度合いを再現するために、フィルライトも追加します。
撮影時の注意点
- タイヤが動いていないと合成がバレてしまうので、画面外に切り取れるようにカメラを車に近づけて撮影しましょう。
2:00 - ドライバーの撮影
グリーンスクリーンの前で、ドライバーを撮影します。
ドライバーの撮影ポイント
- モデルカーにフィットするように、高さや角度を慎重に調整しましょう。
2:30 - Filmoraでの編集
撮影が完了したら、Filmoraに取り込み編集を始めましょう。
編集手順
- トラック1に背景クリップ、トラック2にドライバークリップ、トラック3にモデルカーのクリップを配置します。
- モデルカーのクリップを選択中は、ドライバーのトラックを非表示にしておきます。
- AIツールのクロマキーを選択し、きれいに切り抜けるように各パラメーターを調整します。
- クロマキーでうまく切り抜けない場合は、マスクを使ってみましょう。
- ドライバーのトラックを表示して、同じように透明化します。
- 車に合うようにドライバーの位置と大きさを調整します。
- ストックタブからFilmstockを選択し、ソリッドカラーを開きます。
- グレーのソリッドカラーをタイムラインにドラッグアンドドロップし、ラス部分だけをマスクで切り抜きます。
こうすることで、フロントガラスを忠実に再現できます。 - マスクが完了したら、透明度を調整します。
- これで、ミニチュアカーの運転シーンができました。
3:10 - クオリティアップのコツ
さらにクオリティを高めるためのコツを紹介します。
クオリティアップのコツ
- 背景クリップを複製して一番上に持ってきます。
- 上下を反転させて車のボディに合わせて、マスクで切り抜きます。
- 透明度を調整すると、まるで本物の反射が完成します。
- 次に、エフェクトの「ビデオエフェクト」フォルダに移動して「マイルド」と検索し、タイムラインにドラッグアンドドロップしてパラメーターを調整します。
これで、画面全体にリアルな揺れを再現できます。
4:10 - まとめ
これでミニチュアカーの運転シーンが完成しました!
みなさんも、このテクニックで高級車に乗ってみましょう!