リピストクロス徹底解説！注文から出荷までの操作・対応と広告集計のポイント [運営編]

リピストクロスの運営に関する重要な情報を網羅したこの記事では、注文から出荷までの詳細な操作手順と、効果的な広告集計のポイントを解説します。スタートアップセミナーの内容を基に、受注処理のフローチャート、出荷指示の手順、完了処理のコツ、そしてADコードを活用した広告効果測定まで、実践的な知識を提供します。これからリピストクロスを導入する方や、より効率的な運用を目指す方にとって、必読の内容となっています。

1. リピストクロスの受注処理フローチャート概要 (0:00-1:00)

リピストクロスにおける受注から出荷までの基本的なフローを理解しましょう。
このフローチャートは、運営者と物流倉庫の役割分担を明確にし、効率的な処理を可能にします。

時間	作業内容
AM 9:30	①受注検索 ②CSVダウンロード ③CSVアップロード
AM 10:00	送り状印字梱包出荷
PM 16:00	④伝票データダウンロード ⑤配送伝票番号登録 ⑥ステータス変更 ⑦発送完了メール

2. リピストクロスの出荷指示手順 (1:00-3:00)

出荷指示の各ステップを詳細に解説します。
正確な出荷指示は、スムーズな配送と顧客満足度の向上につながります。

2.1 受注検索のポイント

検索項目	設定内容
対応状況	「新規受付」を指定
与信結果	「審査OK」を指定

与信審査を行う決済方法の場合、必ず与信結果が「OK」の受注のみを検索してください。

2.2 CSVダウンロードの注意点

項目	詳細
テンプレート選択	出荷用の対象テンプレートを選択
カスタマイズ	事前にCSVテンプレートのカスタマイズが必要

CSVテンプレートのカスタマイズには1〜2週間ほどかかる場合があります。
簡易カスタマイズ（項目の並び順変更・追加、削除）は、コンテンツ管理＞CSV出力項目設定から可能です。

2.3 CSVアップロードの手順

アップロード先	使用ケース
送り状発行システム	自社発送の場合
WMS管理画面	物流倉庫へ外注する場合

CSVファイルを選択し、取り込みを実行してください。

3. リピストクロスの完了処理のポイント (3:00-5:00)

完了処理は、配送伝票番号の登録とステータス変更が重要です。
正確な完了処理により、顧客への適切な情報提供と売上処理の円滑化が図れます。

3.1 伝票データダウンロードと修正

作業項目	注意点
CSV編集	Excel不使用。CSV編集専用ソフトを利用
項目修正	受注番号と配送伝票番号のみ残し、他は削除

Excelでの編集は、データ破損のリスクがあるため避けてください。
推奨ソフト：Windows用「Cassava Editor」、Mac用「SmoothCSV」

3.2 ステータス変更と配送伝票番号登録

設定項目	選択内容
フォーマット	「ステータス変更+配送伝票番号(発送済みのみ)」
ステータス	「発送済み」を選択

出荷完了した受注は、必ず対応状況（ステータス）を「発送済み」に更新してください。
一部の決済方法では、「発送済み」ステータスが売上処理の実行条件となります。

3.3 発送完了メール送信

手順	詳細
対象受注検索	対応状況：「発送済み」発送日：「本日」〜「本日」
メール送信	一括選択→メール一括送信→テンプレート選択

発送完了メールにより、顧客に荷物追跡番号を通知し、安心感を提供します。

4. リピストクロスの広告集計活用法 (5:00-7:00)

効果的な広告運用には、適切な集計と分析が欠かせません。
リピストクロスの広告集計機能を活用し、投資対効果の高い広告戦略を立てましょう。

4.1 ADコードの重要性

ADコードとは	活用方法
広告効果測定用の一意のコード	URLにパラメーターとして付与
例：92pzgr9t4st	https://ドメイン/XXX/XXX.php?adcd=aaa

ADコードにより、各販売経路（広告）の効果を個別に測定できます。
管理のしやすさを考慮し、日本語での登録も可能です。

4.2 代理店向け集計画面の活用

メリット	設定方法
リピストと代理店の数値のズレを解消	代理店登録からログイン情報を設定
代理店との円滑なコミュニケーション	ログインID、パスワード、メールアドレスを登録

代理店向け集計画面を共有することで、透明性の高い広告運用が可能になります。

4.3 広告集計画面の活用ポイント

集計項目	分析ポイント
初回媒体別会員売上集計	媒体ごとのLTV（顧客生涯価値）を比較
定期継続率集計	ADコード別、商品別の定期継続率と離脱ポイントを確認

CVR（コンバージョンレート）とLTVのバランスを見ることで、各広告の質を評価できます。
定期継続率の分析により、商品やサービスの改善ポイントを見出せます。

5. リピストクロス運用に関するよくある質問 (7:00-8:00)

リピストクロスの運用において、多くの方が疑問に感じる点をQ&A形式で解説します。
これらの回答を参考に、より効率的な運用を目指しましょう。

質問	回答
対応状況（ステータス）の使い方は？	「新規受付」「発送済み」の他、「キャンセル」は必須。その他は任意で追加可能（有料オプション）。
与信審査NGの対応は？	エンドユーザーへ直接連絡。決済方法変更やカード情報更新を案内。
稼働前に必要な準備は？	「ショップオープンリスト」を参照。管理画面のオンラインマニュアルからアクセス可能。
定期商品のテスト購入が反映されない？	初回は定期/頒布会マスタ管理にのみデータ生成。お届け予定日の数日前に自動生成される。
受注処理フローの自動化は可能？	WMS自動連携で可能。連携可能な物流倉庫の紹介は営業担当へ相談。
テスト購入の方法は？	本番環境で実際の購入手順を踏む。テスト後はキャンセル・解約処理が必要。
自動送信メールの内容変更は？	基本情報管理＞メール設定から編集可能。単品購入と定期購入で別々に設定。

6. リピストクロス運用のまとめと活用のポイント (8:00-9:00)

リピストクロスを効果的に運用するためのポイントをまとめます。
これらを押さえることで、業務の効率化とマーケティング効果の向上が期待できます。

ポイント	詳細
受注処理の自動化	WMS自動連携の導入を検討し、作業効率を向上
広告効果の最大化	ADコードを活用し、各媒体のLTVを比較分析
顧客満足度の向上	正確な発送完了メール送信と、スムーズな配送管理
定期購入の最適化	継続率分析を基に、商品やサービスの改善を実施
代理店との連携強化	集計画面の共有により、透明性の高い運用を実現

リピストクロスの機能を最大限に活用することで、ECサイトの運営効率が大幅に向上します。
定期的な分析と改善を行い、より効果的なマーケティング戦略を展開しましょう。

リピストクロスがおすすめな人

対象者	おすすめ理由
EC事業の効率化を目指す経営者	受注から出荷までの一連の流れを自動化し、業務効率を大幅に向上できるから
マーケティング効果を最大化したい担当者	ADコードを活用した詳細な広告効果測定が可能で、投資対効果の高い戦略立案ができるから
顧客満足度向上を重視する事業者	正確な発送完了メールや配送状況の管理により、顧客体験を向上させられるから
定期購入ビジネスを展開している企業	継続率や離脱ポイントの分析が容易で、サービス改善に直結する情報が得られるから
代理店と連携したEC運営を行う事業者	代理店向け集計画面により、透明性の高い運用と円滑なコミュニケーションが実現できるから

リピストクロスは、これらの課題や目標を持つ方々にとって、非常に有効なツールとなります。
特に、複数の販売チャネルを持つECサイトや、定期購入モデルを採用している事業者にとっては、その効果が顕著に表れるでしょう。

7. リピストクロス導入後の運用ステップ (9:00-10:00)

リピストクロスを導入した後、効果的に運用していくためのステップを解説します。
これらのステップを踏むことで、システムの恩恵を最大限に受けることができます。

7.1 初期設定の最適化

設定項目	ポイント
CSVテンプレートのカスタマイズ	物流会社の仕様に合わせて事前に調整
ADコードの設計	広告媒体ごとに分かりやすい命名規則を決定
自動メールの文面調整	ブランドイメージに合わせた文言に変更

初期設定を丁寧に行うことで、その後の運用がスムーズになります。
特にCSVテンプレートのカスタマイズは、物流会社との連携に大きく影響するため、慎重に行いましょう。

7.2 運用フローの確立

タイミング	実施する作業
毎日午前	受注検索、CSV出力、物流会社へのデータ送信
毎日午後	配送伝票番号の登録、ステータス変更、発送完了メール送信
週1回	広告効果の分析、ADコードごとのLTV確認
月1回	定期継続率の確認、離脱ポイントの分析

定期的な作業をルーティン化することで、ミスを減らし、効率的な運用が可能になります。
特に広告効果と定期継続率の分析は、事業戦略の立案に直結する重要な作業です。

7.3 継続的な改善と最適化

改善項目	アクション
広告運用の最適化	LTVの高い広告媒体への予算シフト
定期購入の改善	離脱ポイントでのフォローアップ施策の実施
業務フローの効率化	作業時間の計測と、ボトルネックの特定・改善
カスタマーサポートの強化	よくある質問の分析と、FAQの拡充

データを基にした継続的な改善により、ECサイトの成長を加速させることができます。
特に広告運用と定期購入の改善は、売上向上に直結する重要な取り組みです。
リピストクロスは、単なる受注管理システムではなく、ECビジネスの成長を支援する強力なツールです。
本記事で解説した内容を参考に、システムの機能を最大限に活用し、効率的かつ効果的なEC運営を実現してください。
導入や運用でわからないことがあれば、リピストクロスのサポートセンターに気軽にお問い合わせください。

リピストクロスサポートセンター連絡先

連絡方法	詳細
電話	050-3094-0356（受付時間：10:00~17:00）
メール	rpstx-support@rpst.co.jp（受付時間：10:00~18:00）
営業時間	10:00～18:00（土日祝日・年末年始を除く）

専門スタッフが丁寧にサポートいたしますので、リピストクロスの活用で悩んだ際は、ぜひご相談ください。