「タックスナップで仕訳始めたけど、これで合ってるのかな?」 「この取引、どうやって記録すればいいんだろう…?」
確定申告の準備で一番大切、そして一番時間がかかるかもしれないのが「仕訳(しわけ)」作業。日々の収入や支出をコツコツ記録していくことですね。 タックスナップには、スワイプやレシート撮影など、仕訳を楽にする機能がたくさんありますが、具体的な場面でどう使えばいいか迷うこともありますよね。
この記事では、タックスナップの「仕訳」に関するよくある質問と、それに対する公式の回答を、分かりやすくまとめました。
基本的な考え方から、ちょっと特殊なケースの記録方法まで、あなたの「?」を解消するヒントがきっと見つかります。 正しい仕訳で、スムーズな確定申告を目指しましょう!
✍️ タックスナップの仕訳(取引記録)に関するQ&A
タックスナップを使った日々の仕訳作業で、ユーザーさんが疑問に思うポイントを見ていきましょう。
基本的な考え方・操作について
❓ 口座間の資金移動はどう処理する?
Q: 銀行口座Aから銀行口座B(どちらもタックスナップに連携済み)へ、自分のお金を移動させました。この取引履歴はどうすればよいですか?削除しても大丈夫でしょうか?
A: はい、タックスナップ公式の回答によると、このような自分の口座間の資金移動の取引履歴は「削除」して問題ないとのことです。
理由としては、これは事業の収入でも費用でもなく、単にお金の置き場所が変わっただけだからです。帳簿に残す必要はないという判断ですね。 (公式回答より)
❓ 雑所得の収入は「ビジネス」「プライベート」どちら?
Q: 副業などで得た「雑所得」があります。タックスナップのガイドでは「プライベート」にスワイプするとあった気がしますが、それだと申告書に反映されないのでは?「ビジネス」として仕訳しても大丈夫ですか?
A: 仕訳の基本的なルールは、
- 事業(仕事)に関連するもの → 「ビジネス」
- 個人的なもの → 「プライベート」
です。 「雑所得」と言っても内容は様々ですが、もしその収入が継続的な副業活動など、事業性のあるものであれば、「ビジネス」として仕訳するのが一般的です。そして、確定申告書を作成する際に、所得の種類として「雑所得」を選択します。
ただし、タックスナップのガイドで特定のケースについて「プライベート」と案内されている場合は、申告書作成画面で別途「雑所得」として手入力する項目があるのかもしれません。 最終的な判断に迷う場合は、税務署や税理士さんに確認することをおすすめします。 (公式回答・一般的な考え方より)
❓ 国民健康保険や市民税の仕訳はどうする?
Q: 支払った国民健康保険料や市民税(住民税)は、経費になりますか?タックスナップではどの項目で仕訳すればよいですか?
A: 国民健康保険料や市民税(住民税)は、残念ながら事業の「経費」にはなりません。 そのため、タックスナップでの仕訳は、
- 入力しない
- または、「プライベート」の支出として処理する
のどちらかになります。 これらの支払額は、確定申告書を作成する段階で、「社会保険料控除」(国民健康保険料や国民年金など)や「住民税に関する事項」の欄に記入することになります。日々の仕訳で経費として計上しないように注意しましょう。 (公式回答より)
特定の取引の仕訳方法
❓ 源泉徴収された収入の入力方法は?
Q: 取引先から報酬を受け取る際に、所得税が源泉徴収されて振り込まれました。タックスナップにはどのように入力すればよいですか?
A: 源泉徴収された収入は、以下の2点を分けて入力します。
- 取引金額: 実際に振り込まれた手取りの金額を入力します。
- 源泉徴収所得税額: 取引詳細画面などにある「源泉徴収所得税額」の欄に、天引きされた所得税の金額を入力します。
例えば、報酬10,000円から所得税1,000円が引かれて9,000円が振り込まれた場合、
- 取引金額:9,000円
- 源泉徴収所得税額:1,000円
と入力します。これで、売上(報酬)と前払いした税金の額が正しく記録されます。 (公式回答より)
❓ 複数の商品を買った一部を経費にするには?
Q: Amazonなどで買い物をし、1回のカード決済で複数の商品を買いました。そのうち、仕事で使うもの(経費)と、個人的なものが混ざっています。どのように仕訳すればよいですか?
A: このような場合は、少し工夫して仕訳を行います。 1. まず、カード明細に記載されている合計金額の取引については、一旦「プライベート」として仕訳するか、あるいは「削除」してしまいます。 2. 次に、その買い物の中から経費として計上したい商品の金額と内容を、手入力で「ビジネス」として新たに仕訳登録します。
例えば、合計5,000円の買い物(内訳:仕事用文具1,000円、私物4,000円)の場合、
- カード明細の5,000円の取引は無視(またはプライベート/削除)
- 手入力で「消耗品費 1,000円 (仕事用文具代)」としてビジネスで仕訳
という形になります。これで経費分だけを正確に計上できますね。 (タックスナップ公式回答・ユーザー間回答より)
❓ 複合仕訳(複数の勘定科目を使う仕訳)はできますか?
Q: 手入力で仕訳をする際、例えば「売掛金10,000円を現金8,000円と手数料2,000円で回収した」のような、1つの取引で複数の勘定科目を使いたいのですが、そのような「複合仕訳」はタックスナップでできますか?
A: 残念ながら、現在のタックスナップでは、1つの仕訳入力画面で複数の勘定科目(借方・貸方)を組み合わせる「複合仕訳」の機能には対応していません。 そのため、上記のようなケースでは、
- 「売掛金10,000円の入金(売上に対応するもの)」
- 「支払手数料2,000円の支出」
といった形で、複数の単一仕訳に分解して入力する必要があります。少し手間がかかりますが、正確な帳簿のためには必要な作業となります。 (公式回答より)
❓ Amazonで購入した商品の詳細は分かりますか?
Q: タックスナップにAmazonのクレジットカード情報を連携させています。明細が自動で取り込まれるのは便利なのですが、具体的に何の商品を買ったのかまでは分かりません。何か方法はありますか?
A: 残念ながら、現状のタックスナップの金融機関連携機能では、Amazonの利用明細について商品名などの詳細情報までは取得できません。「Amazon.co.jp 〇〇円」といった形での表示になります。
そのため、どの支出が経費になるかを判断するには、お手数ですがご自身でAmazonの「注文履歴」などを確認し、タックスナップ上の取引と照らし合わせて仕訳していただく必要があります。 (公式回答より)
❓ インボイス登録番号はどこに入力する?
Q: レシートをカメラで読み込んで仕訳をしていますが、相手先のインボイス登録番号を記録しておくための専用の入力欄が見当たりません。どのように管理すればよいでしょうか?
A: 現状、タックスナップの仕訳機能(レシート読み込み含む)には、インボイス登録番号を入力するための専用フィールドは用意されていないようです。 もし仕入税額控除などで番号の記録が必要な場合は、当面の対応として、
- 仕訳入力画面の「取引名」や「メモ」欄に、番号を追記しておく。
- タックスナップとは別に、Excelなどで取引と番号の対応リストを作成・管理する。
といった方法が考えられます。今後のアップデートでの機能追加に期待したいところですね。 (ユーザー質問より・公式回答なし)
❓ バーコード決済(PayPayなど)の履歴を取り込む方法は?
Q: PayPayなどのバーコード(QRコード)決済をよく利用します。これらの利用履歴は、どのようにタックスナップに記録するのが効率的ですか?
A: バーコード決済アプリの多くは、タックスナップとの直接連携ができません。そこで、以下の「画像仕訳」機能を使うのがおすすめです。
- お使いのバーコード決済アプリ(PayPayなど)を開き、取引履歴の一覧画面を表示させます。
- その画面全体をスクリーンショットで撮影します。
- 撮影したスクリーンショット画像を、タックスナップアプリの「+」ボタンなどから「画像仕訳」を選択し、アップロードします。
タックスナップが画像内の文字を読み取り、複数の取引を一度に仕訳候補として表示してくれるので、手入力よりも格段に楽になりますよ。 (公式回答より)
証憑(レシート等)の保管について
❓ レシートや領収書の原本保管は必要?
Q: 銀行口座やクレジットカードを連携して、スワイプ仕訳で取引を記録しています。この場合、支払いの際に受け取った紙のレシートや領収書は、捨てずに保管しておく必要がありますか?アプリにデータがあれば十分でしょうか?
A: タックスナップは「電子帳簿保存法」という法律の要件に対応しています。 そのため、基本的にはアプリ上で取引データが正しく記録されていれば、紙のレシートや領収書の原本を保管していなくても、税法上認められるとされています。 ただし、より確実に証拠を残しておきたい場合や、後で確認したい場合のために、
- 受け取ったレシートをタックスナップのカメラ機能で撮影し、取引に画像を添付しておく。(これが一番おすすめです!)
- 特に高額なものや重要な契約に関する書類は、別途ファイルなどで保管しておく。
といった対策をしておくと、さらに安心です。 (公式回答より)
まとめ:タックスナップで仕訳の悩みを解決!
今回は、タックスナップの「仕訳」に関する様々な疑問と、その公式回答をご紹介しました。
仕訳のポイントをまとめると…
- 口座間の資金移動は基本的に「削除」でOK。
- 源泉徴収されたら、手取り額と税額を分けて入力。
- 経費と私物が混在した買い物は、経費分だけ手入力で。
- 複合仕訳はできないので、取引を分けて入力。
- 健康保険料や税金は経費ではなく、申告時に控除入力。
- レシート原本は必須ではないが、画像添付がおすすめ。
- バーコード決済はスクショ→画像仕訳が便利。
タックスナップには、仕訳を楽にする機能がたくさん搭載されています。基本的な使い方や、ちょっとしたコツを知っておくことで、日々の記帳作業がぐっと効率的になります。
この記事を参考に、タックスナップでの仕訳に自信を持って取り組んでくださいね!