この動画では、品質管理の定義やPDCAサイクル、QC7つ道具などの品質管理手法について解説しています。
提供する製品にばらつきがなく、より良いものを提供するために行う品質管理は、製品の評価を維持するための重要な工程です。
EdrawMax でこれらの作図作ることができます。
【品質管理】に役立つQC手法とQC7つ道具をEdrawMaxで解説
●品質管理とは(00:00~01:05)

| 品質管理の定義 | 製品の生産やサービスの構築などを行う際に、検査で検証し、故障するための活動のこと |
|---|---|
| 狭義の品質管理 | 製造した製品の品質を検査・保証する工程を指す |
| 広義の品質管理 | クライアントから求められている品質・価格を実現するための管理技術全般を指す |
●PDCAサイクルによる品質管理(01:05~04:19)

| PDCAサイクルの構成 | Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つのステップで構成され、継続的に品質を改善していく手法 |
|---|---|
| Plan(計画) | 目的や目標を設定し、それを達成するための実行計画を策定する |
| Do(実行) | 計画を実行し、そのプロセスや結果を全て記録する |
| Check(評価) | 記録をもとに振り返り、計画通りに実行できたか、目標は達成できたかを評価し、要因を分析する |
| Action(改善) | 評価での気づきから改善するための計画を検討し、次のサイクルに反映させる |
●QC7つ道具の概要(04:19~05:27)

| QC7つ道具の定義 | 統計的な観点でデータを分析し、品質管理を行うツールの総称 |
|---|---|
| QC7つ道具の構成 | パレート図、ヒストグラム、散布図、特性要因図、チェックシート、グラフ、管理図の7つの分析ツール |
●パレート図(05:27~06:30)
| パレート図の定義 | 発生している問題の中で大きな割合を占めているものを明確に特定する手法 |
|---|---|
| 活用シーン | どの問題解決に重点を置くか、どの問題解決を優先すべきかといった選択と集中を論理的に判断する際に使用 |
| 作成方法 | 分類項目と収集したデータを数値が大きいものから並べた表を作成し、この表をグラフに落とし込む |
●ヒストグラム(06:30~)
| ヒストグラムの定義 | データの分布全体を棒グラフで表すことにより、一目で平均値やばらつき方を把握できる手法 |
|---|---|
| 活用方法 | データのばらつきや偏りの形から異常値を発見でき、工程上の問題点などを推定できる |
●散布図(06:30~07:33)

| 散布図の定義 | 2つの項目の関係性があるか調べる手法 |
|---|---|
| 活用方法 | 2つの項目をそれぞれ縦軸・横軸に取り、交点を打点し、点の分布形状により相関関係を確認する |
| 相関関係の種類 | 正の相関(横軸の増加に伴って縦軸も増加)、負の相関(横軸の増加に伴って縦軸が減少)、無相関(横軸と縦軸の増減が関係なく円状に分布) |
●特性要因図(07:33~08:37)

| 特性要因図の定義 | 特性に至った要因を書き出し、どの要因が特性の変化に大きく作用するかを可視化した図 |
|---|---|
| 活用方法 | ある特定の結果がどのようにしてもたらされたかを視覚化し、全体像やそこに潜んでいる問題点を把握する |
| メリット | 階層構造で要因を網羅的に抽出できるので、影響の大きい要因を発見しやすい |
●チェックシート(08:37~09:43)

| チェックシートの定義 | あらかじめチェックする項目を決めておき、その項目に従って確認を実施するときに使うシート |
|---|---|
| 調査用シート | 問題解決に必要となるデータ収集が主な目的のチェックシート。データを採取するときに抜けや漏れを防ぎ、解析をしやすくする |
| 点検用チェックシート | 製品の検査や設備の点検など、検査や点検の忘れ防止を目的としたチェックシート |
●グラフ(09:43~)
| グラフの定義 | 数値の比較や変化を把握しやすくするために使用される手法 |
|---|---|
| 折れ線グラフ | トレンドを把握するのに使用。横軸に時間、縦軸に数量を取ってグラフを作成 |
| 棒グラフ | 項目ごとの数量の大小を比較するのに使用。横軸に項目、縦軸に数量を取ってグラフを作成 |
| 円グラフ | 全体における各項目の比率を確認するために使用 |
| 帯グラフ | 複数の項目間での構成比率を比較したい場合に使用 |
| レーダーチャート | 複数の特性を同時に比較してバランスを確認したい時に使用 |
●管理図(10:48~)
| 管理図の定義 | 品質や製造工程が安定しているかを判断するために使用される手法 |
|---|---|
| 活用方法 | 時間ごとの状態をグラフ上に配置し、正常に推移しているかを確認する。データがばらついたり範囲を逸脱したりした場合は異常が発生していると判定できる |
| 構成要素 | 目標値を表す中心線、その上下に上方管理限界線と下方管理限界線を配置。この上下の限界線の範囲に収まっていれば正常、範囲から逸脱した場合は異常があると考える |
●EdrawMaxの活用方法(11:52~)
| EdrawMaxの利点 | PDCAサイクルやQC7つ道具で紹介した各手法のテンプレートが用意されているので、作図に慣れていない人でも簡単に作成できる |
|---|
品質管理を行う方はEdrawMaxを是非ご利用ください。
| EdrawMaxがおすすめな人 | おすすめな理由 |
|---|---|
| 品質管理担当者 | PDCAサイクルやQC7つ道具など、品質管理に必要な手法のテンプレートが豊富だから |
| 製造業の現場管理者 | 品質管理に関する資料作成に役立つから |
| 品質管理の勉強をしている人 | 品質管理手法を視覚的に理解するのに役立つから |