この動画では、特性要因図の概要と活用法、そして図面作成ソフトEdrawMaxを用いて実際に作図する方法について解説しています。特性要因図は、問題点となる特性とその要因の関係を系統的に線で結んで表す図のことで、製造業以外でも問題の因果関係を整理し、原因を追究する際などに活用されています。
【問題解決はお任せ!】EdrawMaxで特性要因図を簡単に作成し活用する方法
●特性要因図とは(00:05~00:30)
特性要因図の定義 | 問題点となる特性とその要因の関係を系統的に線で結んで表す図 |
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別名 | フィッシュボーンチャート(魚の骨のような形をしているため) |
●特性要因図の活用例(00:30~01:10)
活用例 | 製造業で起こりうる問題の原因を特定し、対策するために使用 |
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活用メリット | 問題の因果関係を直感的・視覚的に把握でき、抽象的な問題を具体化して考えられる |
●EdrawMaxでの特性要因図の作成準備(01:10~02:19)
手順1 | EdrawMaxを立ち上げ、左ウィンドウの「ビジネス」→「品質管理」→「特性要因図」を選択 |
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手順2 | 空白の図面を選択し、操作画面を表示 |
●特性要因図の骨組み作成(02:19~03:31)
手順1 | 左ウィンドウの「特性要因図」から背骨となるアイコンをドラッグ&ドロップし、中央に配置 |
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手順2 | 四角いアイコンを魚の頭の近くにドラッグ&ドロップし、問題点となる特性を記入 |
手順3 | 大骨(問題点となる大きな要因)を記入するためのアイコンを背骨に付ける形でドラッグ&ドロップ |
手順4 | 小骨(さらに細かい要因)を書き込めるアイコンを大骨に付けていく |
●特性要因図の調整(03:31~04:45)
手順1 | 上下の大骨をコピー&ペーストし、深掘りしたい要因の数だけ貼り付ける |
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手順2 | デザインタブから図のイメージに合ったものを選択し、背景の色や画像を変更するなどして見やすく調整 |
手順3 | 大骨と小骨の違いを一目でわかるように、線の色や太さ、透明度などを変更して強調 |
●特性要因図の活用例:飲食店の問題解決(04:45~05:52)
活用シーン | 客の回転率が悪いという問題を持つ飲食店のメンバーが特性要因図を使用 |
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手順1 | 魚の頭部分の枠に「客の回転率が悪い」という特性を入力 |
手順2 | 大きな要因として「従業員」「仕事のやり方」「料理」「店の環境」の4つを挙げ、深く検証 |
●特性要因図の活用例:要因の深掘り(05:52~07:04)
手順1 | 各大きな要因をさらに深掘りし、多角的な意見や考えを視覚的に理解 |
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手順2 | 重要要因が「ホールとキッチンの意思疎通が取れていない」ことだと判明 |
結果 | メンバー全員が重要要因を共通で認識したことで、対策を考えるきっかけに |
●EdrawMaxの活用方法(07:04~)
テンプレートの共有 | 実際に作成した図をテンプレートコミュニティーに共有することで、他のユーザーも利用可能 |
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無料素材の配布 | このチャンネルでは、作図のチュートリアル動画やオリジナルテンプレート素材を無料配布 |
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EdrawMaxがおすすめな人 | おすすめな理由 |
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問題解決のために因果関係を整理したい人 | 特性要因図を使って問題の原因を視覚的に捉えられるから |
品質管理に携わる人 | 製品やサービスの品質向上のために特性要因図が活用できるから |
チームで問題解決に取り組む人 | 特性要因図を使って多角的な意見を共有し、対策を考えるきっかけになるから |