※2025年4月30日時点の情報なので、最新情報は公式サイトで確認してください。
「他の会計ソフトからタックスナップに乗り換えたいけど、データはどうなる?」 「銀行口座やクレジットカードと連携するのって、どうやるの? 注意点はある?」 「お店で使ってるPOSレジのデータも取り込めたら便利なのに…」
タックスナップを使い始める際や、より便利に活用しようとするとき、他のサービスとの連携やデータの取り込み(インポート)について気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、タックスナップの「連携」や「インポート」に関するよくある質問と、それに対する公式の回答を分かりやすくまとめました。
他の会計ソフトからのスムーズな移行方法や、銀行・カード連携のポイント、POSレジ連携の可否など、知りたい情報がきっと見つかります。ぜひ参考にして、タックスナップを最大限に活用しましょう!
🔗 タックスナップと他サービスとの連携・インポートに関するQ&A
他の会計ソフト、銀行口座、クレジットカード、POSレジなど、タックスナップと外部サービスとの関わりについての疑問にお答えします。
他の会計ソフトからのデータ移行について
❓ 他の会計ソフトからのデータ移行はできますか?
Q: 今まで「やよいの青色申告」など、別の会計ソフトを使っていました。過去の仕訳データをタックスナップにインポート(取り込み)することは可能ですか?
A: はい、一部の主要な会計ソフト(弥生会計など)からCSV形式でエクスポート(出力)された仕訳データであれば、タックスナップにインポートすることが可能です。 タックスナップアプリのメニュー内にある「取引データのインポート」機能から、対応する形式のCSVファイルをアップロードしてください。 (公式回答より)
Q: 前年度の確定申告は別のソフトで行いました。今年度からタックスナップを使いたいのですが、前年度のデータをタックスナップにまとめて入力(インポート)する方法はありますか?
A: タックスナップのインポート機能が対応しているのは、特定の会計ソフトから出力された、特定の形式の仕訳データのみです。 もし、お使いだったソフトやデータ形式がインポート機能に対応していない場合は、残念ながら一括でのデータ移行はできません。 その場合は、
- 必要な過去データを参照しながら手入力する
- (可能であれば)銀行口座やクレジットカードを連携させて、過去の取引履歴を取り込む
といった方法で、タックスナップに必要なデータを反映させることになります。 (公式回答より)
金融機関(銀行・クレジットカード)との連携について
❓ 金融機関との連携に必要なものは?
Q: 銀行口座(例: 銚子信用金庫など)をタックスナップと連携させて、取引明細を自動で取り込みたいです。インターネットバンキング(ネットバンキング)への登録は必須ですか?その銀行の通帳アプリを使っているだけではダメでしょうか?
A: はい、タックスナップと銀行口座やクレジットカードを連携させるためには、原則として、その金融機関が提供しているインターネットバンキングサービスに事前に登録しておく必要があります。
ネットバンキングのログイン情報(IDやパスワードなど)を使って連携を行うため、通帳アプリを利用しているだけでは連携できない場合が多いです。まずはご利用の金融機関でネットバンキングの申し込み・登録を済ませてください。 (公式回答より)
Q: 連携には「マネーツリー」というサービスを使うのですか?安全なのでしょうか?
A: はい、タックスナップの金融機関連携機能は、「マネーツリー」という実績のある外部サービスを利用しています。マネーツリーは多くの金融機関に対応し、高いセキュリティ基準で運営されているため、安心して利用できるとされています。 (動画内容・一般的な情報より)
❓ 連携できない金融機関はありますか?
Q: dカードをメインで使っているのですが、タックスナップと連携できますか?(メンテナンス中と聞きました)
A: 残念ながら、dカードはシステム側の都合により長期間メンテナンスが続いており、現在(2024年時点)タックスナップとの自動連携は利用できない状態です。 dカードの利用明細をタックスナップに記録するには、
- Web明細などをスクリーンショットで撮影し、「画像仕訳」機能で取り込む
- 明細を見ながら手入力で仕訳する
といった代替方法で対応する必要があります。 (公式回答より)
Q: 対応している金融機関はどのくらいありますか?
A: タックスナップは約2,500の金融機関に対応しているとされています(マネーツリー経由)。メガバンク、地方銀行、ネット銀行、主要なクレジットカード会社の多くはカバーされていると考えられます。
ただし、一部の新しいカード(例:メルカードなど)や特定の信用金庫・組合など、対応していない場合もあります。アプリ内で連携したい金融機関名を検索して、対応状況を確認してみてください。 (動画内容より)
❓ 連携後のデータ取得について
Q: 今からタックスナップに銀行やカードを連携させたら、過去1年分の取引データも取り込めますか?
A: 基本的には可能な場合が多いですが、金融機関によって取得できるデータの期間が異なります。
多くの金融機関では過去1年分程度のデータ取得に対応していますが、中には直近1~3ヶ月分しか取得できない金融機関もあります。
こればかりは実際に連携してみないと分からない部分がありますので、もし必要な期間のデータが取り込めなかった場合は、不足分を手入力などで補う必要があります。 (公式回答・動画内容より)
Q: 連携した取引データは、いつタックスナップアプリに反映されますか?
A: タックスナップでは、基本的に毎日1回(午前中が多いようです)、連携している金融機関のデータを自動で更新・取得するようになっています。
ただし、実際にデータがアプリに表示されるタイミングは、金融機関側のデータ更新頻度にも依存します。カード利用からアプリ反映まで数日かかるのが一般的です(特に楽天銀行などは更新頻度が低い場合があるようです)。 (動画内容より)
POSレジや他のサービスとの連携について
❓ POSレジの売上データは取り込めますか?
Q: お店でSquare(スクエア)などのPOSレジシステムを使っています。日々の売上データをタックスナップに自動で取り込むことはできますか?
A: 残念ながら、現在のタックスナップには、POSレジシステムと直接連携して売上データを取り込む機能はありません。 代替案としては、少し手間ですが以下の方法が考えられます。
- POSレジの管理画面で、日次や月次の売上レポートなどを表示します。
- その画面をスクリーンショットで撮影します。
- 撮影した画像を、タックスナップの「画像仕訳」機能でアップロードし、売上として仕訳します。(現金売上とキャッシュレス売上を分けて記録するなど工夫が必要な場合もあります)
(公式回答より)
❓ ココナラやランサーズなどとの連携は?
Q: ココナラやランサーズなどのクラウドソーシングサイトからの売上を、タックスナップに自動で連携させることはできますか?
A: いいえ、現在のタックスナップでは、ココナラやランサーズといった特定のサービスとの直接連携機能はありません。 これらのサイトからの売上(入金)は、
- 入金があった銀行口座を連携させておく
- または、手入力で売上として仕訳する
といった方法で記録する必要があります。その際、売上から手数料が引かれている場合は、売上総額と手数料を分けて記録するのが望ましいです。 (公式回答より)
❓ ebayなど海外取引との連携は?
Q: ebayなどを使って海外との取引があります。タックスナップは海外取引の記録にも対応していますか?
A: はい、対応可能です。 海外取引の場合も、基本的な仕訳の方法は国内取引と同じです。売上や経費を日本円に換算して記録します。
もしPayPalなどの決済サービスを利用している場合は、PayPalアカウントをタックスナップに連携できるか確認してみると良いでしょう(マネーツリーが対応していれば可能です)。 (公式回答より)
まとめ:タックスナップの連携・インポート機能を理解して活用しよう!
今回は、タックスナップと他のサービスとの連携や、データインポートに関する疑問と回答をまとめました。
連携・インポートのポイントは…
- 他会計ソフトからの移行: 一部ソフトのCSVデータはインポート可能。対応外なら手入力や口座連携で。
- 金融機関連携: ネットバンキング登録が基本。dカードなど一部未対応やデータ取得期間に注意。
- データ反映: 基本的に毎日自動更新されるが、金融機関側の都合でタイムラグあり。
- POSレジ連携: 直接連携は不可。スクショ→画像仕訳が代替案。
- 特定サービス連携: ココナラ等との直接連携はなし。銀行連携や手入力で対応。
- 海外取引: 基本的に対応可能。
タックスナップの連携機能やインポート機能をうまく活用すれば、データ入力の手間を大幅に削減できます。一方で、連携できないサービスや注意点もありますので、この記事を参考に、ご自身の状況に合わせて最適な使い方を見つけてくださいね。